スキンケアの知識

冬至はゆず湯に!赤ちゃんとお風呂に入っても大丈夫?

そもそも冬至とは


冬至は1年のうちで最も昼の時間が短くなり、最も夜が長い日とされ、太陽の動きをもとにして変化する二十四節気のひとつとして知られています。一般的に冬至の日には、古くからかぼちゃを食べる、ゆず湯に入るという風習がありますね。
※かぼちゃもゆずも黄色ですよね。黄色は魔よけの色とされ、邪気を払う意味が込められているそうです。
冬至の日を境に昼間が少しずつ長くなるため、翌日から太陽の力が戻ってくるとして、冬至祭が世界中でお祝いされていたといわれています。

冬至にゆず湯に入る理由

ゆずは中国揚子江(ようすこう)上流が原産といわれ、日本では奈良時代より親しまれ、お風呂にゆずを入れる文化が始まったのは江戸時代からといわれています。

冬至を”湯治(とうじ)”に、柚子を”融通(ゆうずう)”にかけて「融通をきかせて世間を渡れますように」という願いが込められている

ゆず湯が刺激になるのは?

ゆずの主成分であるリモネンが原因といわれています。
リモネンはレモンやオレンジなどの柑橘類に含まれ、65~75%ほど含まれているとされます。
参考:65~75%含まれてる主成分 本

ゆず湯の刺激成分リモネンとは

労働安全衛生法: 危険物・引火性の物
消防法: 第4類 第二石油類 など
参考:http://www.activemotif.co.jp/MSDS/53030_ChIP-IT_FFPE_Chromatin_Preparation_Kit.pdf

リモネンが使われているもの・・・

ゆず湯に赤ちゃんと入っても大丈夫?

結論から言うと、なんとも言えません。
ネットでよく「〇ヵ月の赤ちゃんを入れたいんだけど大丈夫?」という質問を見かけますが、
赤ちゃんは皮膚が大人の二分の一と薄く、バリア機能も未発達なため、〇ヵ月になったら大丈夫!ということはないと考えられます。

個人差もあるため、一概に大丈夫、ダメとは言えないでしょう。

ゆず湯に赤ちゃんと入る方法が知りたい


「1年に1回の冬至だし、リラックスも兼ねて少しでも一緒に楽しめたらな…」と思いますよね。

そこでいくつか赤ちゃんと一緒にゆず湯を楽しめる方法をご紹介します。

・ゆずの数を少なくする
・ゆずを洗面器など別の容器に入れる
・ゆずを熱湯に通す

ゆず湯に2歳児と入ってみた!

実は私、ゆずの効果・効能など知りもせず、ゆずが手に入り、なんとなく「ゆずってお風呂に浮かべるよな~」くらいの軽い気持ちでお風呂に入れたんです。
1日目は少しむいて香りを楽しみながら、息子と一緒に楽しめました。
2日目、息子がゆずで遊びたい(つまりはぐちゃぐちゃにしたい…笑)感じだったので、
白濁の入浴剤を入れていたため、私が持ちながら私の腰付近に隠したんですね。
最初はキョロキョロしてましたが、目の前にないとわかったのか、他のもので遊び始めました。
そして、5分ほど経った頃でしょうか。

突然、私の腰回り、お尻付近がすごーーーーーーーーーーーーーくチクチク刺されるような、なんともいえない痛みに襲われたんです。
もうこれ以上は入ってられない!っていうくらい 苦笑
このときはなぜなのかわかりませんでしたが、原因はゆずだと確信していました。
ゆずを持ち上げると、私の体重でぐしゃぐしゃになっていたから(笑)笑えない

つまり、リモネンがドバーーーーーーーっと出ていたことになります。しかも浴槽にもたれかかりながらの腰付近に置いていたので、
かなり狭い範囲で大量のリモネンが出てしまったことに……速攻お風呂から上がりました。

冬至に限らず、ゆず湯を楽しみたい方はご注意ください!!

まとめ

https://www.jalan.net/news/article/483824/
https://halmek.co.jp/qa/496